いろいろなサイズの画像を一気に作る

はじめに

たまにいろいろなサイズの同じ画像を作る必要がある場合がある。一回一回解像度を変えて保存するのが大変だったので、pythonで一気に作るプログラムを作ってみた。

使用するライブラリ

Pillow

Image file formats
The Python Imaging Library supports a wide variety of raster file formats. Over 30 different file formats can be identif...

Pillowがインストールされていない場合は次のコマンドを実行して下さい

pip install Pillow

Pillowとは

Pillowは、Pythonで画像処理を行うためのライブラリです。旧称はPIL(Python Imaging Library)で、多くの画像処理ライブラリの基盤となっています。画像の読み込み、書き込み、リサイズ、回転、トリミングなど、幅広い機能を提供します。

プログラム

from PIL import Image

img_file = 'P:\Programming\Python\Image\mondai.png'
save_file = 'P:\Programming\Python\Image\mondai{}.png'
sizeary = [(16,16),(32,32),(48,48),(64,64),(128,128),(256,256)]


# 画像を読み込み
img = Image.open(img_file)

for i in sizeary:
    img_resized = i

    # 画像をリサイズする
    img_resized = img.resize((i[0], i[1]))
    # ファイルを保存
    img_resized.save(save_file.format(i[0]), quality=50)

sizearyで変換したいサイズのリストを作ります。

img_file・・・変換したい画像
save_file・・・変換した画像のファイル名
       {}のぶぶんに解像度の文字列が入ります。

サイズのリストを読み込んで大きさを合わせた画像を作成して保存します。

まとめ

今回はpythonで画像の大きさを変えるプログラムを作りました。
Pillowはpythonで画像処理を行う上で非常に便利なライブラリです。
pythonならちょっとしたプログラムもすぐ書いて、すぐに実行できるので、ぜひ使ってみて下さい。